ルノワール、ルオー、ピカソなどの油彩画と、マイヨール、ロダン、ブールデルらの彫刻作品により、西洋の美術家たちが対象に向けた眼差しの行方を探ります。
常設展示室 1F 2006 MOMASコレクション 第3期
2006.10.19 [木] - 2007.1.28 [日]
近代の絵画と彫刻-西洋の眼
現代の美術-響きあう色と形
1色の響きや形のバランスに注目して、オノサト・トシノブ、山田正亮、菅木志雄らの作品を紹介します。
フォトグラム-カメラを使わない写真
カメラを使わず印画紙を直接感光させて像を得るフォトグラムを、モホリ=ナジ、瑛九らの作品によって紹介します。
リサーチ・プログラム:斎藤豊作の軌跡-華麗なる点描と古城の風韻
初期の点描から仏の古城で描かれた作品まで、日仏にまたがる画家の夢の軌跡を辿ります。
会期
2006.10.19 [木] - 2007.1.28 [日]
観覧料
一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
※企画展観覧券をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクションもご覧になれます。
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ピエール・オーギュスト・ルノワール《三人の浴女》1917-19年
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アリスティド・マイヨール《イル・ド・フランス》1925年
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山田正亮《Work E-263》1986年
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菅 木志雄《四囲分集》1994年 寄託作品(双ギャラリー蔵)
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ラスロ・モホリ=ナジ《フォトグラム》1922年(プリントは1929年)
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瑛九《作品(13)》
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斎藤豊作《フランス風景Ⅱ》1910年頃
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斎藤豊作《にわか雨》1930年
埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。
※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。